イベントができるまで・その1 はじめの一歩

もちろん僕も、単なるニコニコ動画の１ユーザーでした。
ほんの少しだけ動画をアップしたりもしておりましたが、
基本的には見るのが専門です。

中でも未来派先生の動画とTPTPさんの動画は本当に毎日
リピートさせて聴くくらい好きでした。
Twitterを始めてからそのTwitterに未来派先生がいると知ったとき、
とても緊張しながらフォローしたのを思い出します。

元々クラブミュージックが好きで、今ではその頻度はめっきり少なくなりましたが、
以前にはクラブイベントにも何度か足を運んでいました。
そうするとやはり思うのは、未来派先生やTPTPさんの作った音を
クラブのような場所で大音量で聞きながら踊ってみたいなあ、ということ。
TPTPさんはともかく、未来派先生に関しては都内のクラブで
何度かプレイをしているようでしたので、次のイベントの機会を
待ち受けておりました。

とそこに飛び込んできたのが、メガピアというイベントで未来派先生が
プレイされるというニュース。
これはちょうどいい機会だと、チケットの発売日を今か今かと
待ちわびておりました。そしてチケット発売当日。

その時点で僕はまったくその方々のことを知らなかったのですが、
そのメガピアというイベントにはビートまりおさんやIOSYSさんといった
同人音楽界の超人気者が出演するイベントで、
チケット販売はサーバをダウンさせながらものの数分で完売。
翌日の店頭売り分も前日深夜からの行列が出来ていたようで、
僕はチケットを手に入れることができませんでした。

この悔しさ。せっかくの機会を逃してしまったという悔しさ。
ではいったいいつ未来派先生の曲で踊ることができるというのだろう。
いつになるかわからない。開催されたとしても、またチケットが
入手できないかもしれない。どうすればいいんだろう。


確実にイベントに参加するためには、自分でイベントを開くしかない。


そうです、今回のイベントを開く動機となったのは、
こんなに簡単なことでした。今となっては自分でもバカだなあと思います。

そのときには何度かコミュニケーションもとらせていただいて
ちょっと親しくさせていただいた未来派先生に、
それとなく話題を振ってみたところ、どうやら好感触。
さっそくTPTPさんにも連絡をとり、思いを伝えたところ、
こちらも快くOKをいただけました。

さてお二人にお話をしてしまった以上、もう後戻りはできません。
この日から、僕の楽しくも苦しく、苦しくも楽しい日々は始まったのでした。