イベントができるまで・その7 本番2
当初の予定では、3番目にわかむらPさん、4番目にクーマPさんに
プレイしてもらおうと思っていました。
プレイしてもらおうと思っていました。
アナログターンテーブルでプレイされるクーマPさんの個所では
必然的にアイドルマスターの関連曲を流すことはできなくなります。
そうなるとやはり、場を盛り上げるのはなかなか難しいでしょうから、
60分ぶんの動画を流すということで確実に場が盛り上がる
わかむらPさんに先にプレイしていただいた後、
わかる人だけわかればいい、踊れる人だけ踊ればいい、
休憩時間扱いになってしまったとしても仕方ない、
クーマPさんには大変失礼な話ですが、そんな思いで
4番目にクーマPさんを配置しようとしました。
しかし実際には、機材の配置の都合で3番目にクーマPさん、
4番目にわかむらPさん、という順番となります。
チルアウトタイムになってしまっても仕方ない…そんな風にも思っていた
クーマPさんのプレイタイム、フタを開けて見れば、
最初こそフロアが戸惑う様子も見られましたが、最終的には大盛り上がり。
定番のダンスクラシックを中心に、capsuleやYMOといった
飛び道具的な曲までかけるサービスまであり、
やろうと思えば4時間でも5時間でもできる! というその実力を
遺憾なく発揮していただき、その結果
休憩時間扱いした無礼を後で頭を下げて謝ることとなったのでした。
今回ほとんどのDJさんがPCを使ったDJをされていた中、
アナログ盤と2台のターンテーブルを使ったクラシックなDJは
イベントにとって大きなアクセントとなったように思います。
クーマPさんとわかむらPさんのプレイの間では、
orgonePさんに5分間だけパフォーマンスを行ってもらいました。
決して広くないDJスペースには全員分の機材を置くことができず、
アナログターンテーブルを片付ける時間が必要だったためです。
単なる時間稼ぎ扱いということで、頼まれる側としてはとても
不愉快なお願いだったかと思いますが、orgonePさんは本当に快く
了承してくださいました。
当初コントでもやろうかといった話もありましたが、
最終的にはご覧頂いたようにサンプラーを使ったライブとなりました。
音をいじった経験もそれほどなくああいったライブスタイルも
初めてという中、非常に重要な役割をソツなくこなしていただけました。
わかむらPさんに一番最初にお話を持ち込んだときには
きっときれいなハウスなどの選曲になるのだろうなと思っていたのですが
蓋を開けてみればとてもカオスな選曲になりました。
普段のDJはキレイ目な曲をかけているそうなのですが、
実は前からナードな選曲でのプレイをやりたいと思っていて、
いい機会ということでこのようなプレイになったそうです。
非常にバラエティに富んだ選曲で、ハウスを中心に
所々にアニメソングやガチムチを差し込むなど起伏の激しいプレイでしたが
60分に渡って作りこまれた動画と要所で入るブレイクなどのテクニックで
フロアを大いに盛り上げてくださいました。
またわかむらPにはDJだけでなく長時間に渡るVJプレイやフライヤーの
製作・発注など、デザイン面に関する僕の無茶なお願いをすべて笑顔で
受け入れていただき、ご活躍いただきました。
ラスト前にTPTPさん、ラストに未来派先生という順番も、
やはり最初から決めていた順番でした。
なにしろイベントのきっかけとなったお二人ですし、
このお二人が“順番に”プレイされるところが見たかったためです。
TPTPさんには必ずしもアイドルマスター曲にこだわらない、
普段のDJと同様のプレイでお願いしておりましたが、
「来てくれた方にめいっぱい喜んでもらうのが自分のプレイ」
ということでほぼ全編に渡ってアイマス曲をかけるプレイスタイルとなりました。
事前にわかむらPに最後の曲がKosmos,Cosmosであることを確認すると
自分のプレイもKosmos,Cosmosから始めたり、
当初はなくても仕方ないと考えていたVJの招致や
ustreamでの配信を強く推されるなど、イベント全体の構成に強くこだわられ、
めんどくさがり屋の僕はよく追い込められていたものでした。
こうやってTPTPさんが追い込んでくれなかったら、
イベントの成功はなかったと思います。
TPTPさんと共にご出演いただいたDie棟梁Pさんもまた、
このイベントの流れにおいて大きなアクセントとなっていただけました。
DJの続く中でライブの要素が組み込まれたことで、
全体の流れに大きな波が加わることになりました。
やはり生演奏が加わるとイベントの空気もがらりと変わります。
終わった後、むしろDie棟梁さんの出演時間をもっとたくさん
とるべきだったかな、とも思ったのでありました。
未来派先生セクションの頭でご登場いただいたうんこうPにもまた、
空気を大きく変えていただきました。
イベントも終盤でフロアの皆さんはかなり疲れていたことかと思いますが、
うんこうPの掛け声で力を取り戻したという方も多いのではないかと思います。
計算していたわけではありませんが、イベント後半で様々な変化がついたことは
とてもよい結果となりました。
そして誰よりも未来派先生です。
今回のイベントでは一番最初にお声をかけて以来、ずっとイベントを
引っ張って行ってくださいました。イベント会場の下見にご同伴いただくなど、
準備段階からお手伝いいただきました。
また自身のプレイだけでなく、他の方が心地よくプレイするための
機材セッティングについても未来派先生にお考えいただいています。
タイムテーブルではトリというプレッシャーのかかる部分を
ご担当いただき、プレイでは本当に疲れ切っているはずのフロアを
さらに盛り上げるような爆発的な楽曲の連続を提供し、
最後には僕のコントロールが悪かったせいで時間が足りなくなり
本来流すはずだった曲を飛ばさせてしまうというご迷惑まで
おかけしてしまいました。
イベントの意義という意味でもそうですが、実運用面においても
いなければ何も成立しなかった方です。
そしてそんな未来派先生の天国系を最後に、
イベントは幕を閉じました。
今回のイベント、大成功といっていい結果だったと思いますが、
僕の運営管理の面のみで言うと100点満点中10点にも届かない出来だったと
思っています。
今回会場設営の準備時間を50分ほどとっていました。
多くのDJがターンテーブルを利用する通常のイベントであれば
決して問題のない時間だったろうと思うのですが、
今回PCDJの方が多く、機材の入れ替えなどで時間がかかり
充分なリハーサル時間をとってあげることができませんでした。
またustreamの準備や録音の準備などを一手に引き受けてしまったため
結果すべてのセッティングが中途半端となってしまい、
ustreamでは映像をお届けする事が出来ませんでしたし、
録音も行うことができませんでした。
受付に関しても中目黒Pさんを始めとする方々に任せきりで、
ほとんど僕が干渉することもありませんでした。
会場の広さという面でも決して十分ではなく
お越しいただいた皆様にはたくさんのご迷惑をおかけしてしまいました。
この場を借りて改めてお詫び申し上げます。
結果的に僕はほとんど何もすることはありませんでした。
今回イベントを成功に導く事ができたのは、DJさんたちや他スタッフの頑張りと、
何よりも来てくださった皆様、ustreamをお聴きいただいた皆様が
自分から積極的に楽しもうという姿勢を見せてくださったためだと思います。
本当に、本当にありがとうございました。
こういった形で、僕の初めてのイベント運営は終わりました。
最初に考えていた事からは大きな変化をとげ、自分の気持ちもいろいろ変化していき
一貫性を保つ事ができませんでしたが、唯一、自分が楽しいイベント、
というコンセプトだけは保つ事ができたかな、と思います。
(そのコンセプトのただしさにはいろいろご意見あるかと思いますが…)
自分的な評価としては10点未満でしたが、
本当にこのイベントを行う前の自分と比べたら
この数ヶ月で大きく大きく成長した、
そして何にも代え難い大きな物を手にする事ができた、
そんな気がしています。
必然的にアイドルマスターの関連曲を流すことはできなくなります。
そうなるとやはり、場を盛り上げるのはなかなか難しいでしょうから、
60分ぶんの動画を流すということで確実に場が盛り上がる
わかむらPさんに先にプレイしていただいた後、
わかる人だけわかればいい、踊れる人だけ踊ればいい、
休憩時間扱いになってしまったとしても仕方ない、
クーマPさんには大変失礼な話ですが、そんな思いで
4番目にクーマPさんを配置しようとしました。
しかし実際には、機材の配置の都合で3番目にクーマPさん、
4番目にわかむらPさん、という順番となります。
チルアウトタイムになってしまっても仕方ない…そんな風にも思っていた
クーマPさんのプレイタイム、フタを開けて見れば、
最初こそフロアが戸惑う様子も見られましたが、最終的には大盛り上がり。
定番のダンスクラシックを中心に、capsuleやYMOといった
飛び道具的な曲までかけるサービスまであり、
やろうと思えば4時間でも5時間でもできる! というその実力を
遺憾なく発揮していただき、その結果
休憩時間扱いした無礼を後で頭を下げて謝ることとなったのでした。
今回ほとんどのDJさんがPCを使ったDJをされていた中、
アナログ盤と2台のターンテーブルを使ったクラシックなDJは
イベントにとって大きなアクセントとなったように思います。
クーマPさんとわかむらPさんのプレイの間では、
orgonePさんに5分間だけパフォーマンスを行ってもらいました。
決して広くないDJスペースには全員分の機材を置くことができず、
アナログターンテーブルを片付ける時間が必要だったためです。
単なる時間稼ぎ扱いということで、頼まれる側としてはとても
不愉快なお願いだったかと思いますが、orgonePさんは本当に快く
了承してくださいました。
当初コントでもやろうかといった話もありましたが、
最終的にはご覧頂いたようにサンプラーを使ったライブとなりました。
音をいじった経験もそれほどなくああいったライブスタイルも
初めてという中、非常に重要な役割をソツなくこなしていただけました。
わかむらPさんに一番最初にお話を持ち込んだときには
きっときれいなハウスなどの選曲になるのだろうなと思っていたのですが
蓋を開けてみればとてもカオスな選曲になりました。
普段のDJはキレイ目な曲をかけているそうなのですが、
実は前からナードな選曲でのプレイをやりたいと思っていて、
いい機会ということでこのようなプレイになったそうです。
非常にバラエティに富んだ選曲で、ハウスを中心に
所々にアニメソングやガチムチを差し込むなど起伏の激しいプレイでしたが
60分に渡って作りこまれた動画と要所で入るブレイクなどのテクニックで
フロアを大いに盛り上げてくださいました。
またわかむらPにはDJだけでなく長時間に渡るVJプレイやフライヤーの
製作・発注など、デザイン面に関する僕の無茶なお願いをすべて笑顔で
受け入れていただき、ご活躍いただきました。
ラスト前にTPTPさん、ラストに未来派先生という順番も、
やはり最初から決めていた順番でした。
なにしろイベントのきっかけとなったお二人ですし、
このお二人が“順番に”プレイされるところが見たかったためです。
TPTPさんには必ずしもアイドルマスター曲にこだわらない、
普段のDJと同様のプレイでお願いしておりましたが、
「来てくれた方にめいっぱい喜んでもらうのが自分のプレイ」
ということでほぼ全編に渡ってアイマス曲をかけるプレイスタイルとなりました。
事前にわかむらPに最後の曲がKosmos,Cosmosであることを確認すると
自分のプレイもKosmos,Cosmosから始めたり、
当初はなくても仕方ないと考えていたVJの招致や
ustreamでの配信を強く推されるなど、イベント全体の構成に強くこだわられ、
めんどくさがり屋の僕はよく追い込められていたものでした。
こうやってTPTPさんが追い込んでくれなかったら、
イベントの成功はなかったと思います。
TPTPさんと共にご出演いただいたDie棟梁Pさんもまた、
このイベントの流れにおいて大きなアクセントとなっていただけました。
DJの続く中でライブの要素が組み込まれたことで、
全体の流れに大きな波が加わることになりました。
やはり生演奏が加わるとイベントの空気もがらりと変わります。
終わった後、むしろDie棟梁さんの出演時間をもっとたくさん
とるべきだったかな、とも思ったのでありました。
未来派先生セクションの頭でご登場いただいたうんこうPにもまた、
空気を大きく変えていただきました。
イベントも終盤でフロアの皆さんはかなり疲れていたことかと思いますが、
うんこうPの掛け声で力を取り戻したという方も多いのではないかと思います。
計算していたわけではありませんが、イベント後半で様々な変化がついたことは
とてもよい結果となりました。
そして誰よりも未来派先生です。
今回のイベントでは一番最初にお声をかけて以来、ずっとイベントを
引っ張って行ってくださいました。イベント会場の下見にご同伴いただくなど、
準備段階からお手伝いいただきました。
また自身のプレイだけでなく、他の方が心地よくプレイするための
機材セッティングについても未来派先生にお考えいただいています。
タイムテーブルではトリというプレッシャーのかかる部分を
ご担当いただき、プレイでは本当に疲れ切っているはずのフロアを
さらに盛り上げるような爆発的な楽曲の連続を提供し、
最後には僕のコントロールが悪かったせいで時間が足りなくなり
本来流すはずだった曲を飛ばさせてしまうというご迷惑まで
おかけしてしまいました。
イベントの意義という意味でもそうですが、実運用面においても
いなければ何も成立しなかった方です。
そしてそんな未来派先生の天国系を最後に、
イベントは幕を閉じました。
今回のイベント、大成功といっていい結果だったと思いますが、
僕の運営管理の面のみで言うと100点満点中10点にも届かない出来だったと
思っています。
今回会場設営の準備時間を50分ほどとっていました。
多くのDJがターンテーブルを利用する通常のイベントであれば
決して問題のない時間だったろうと思うのですが、
今回PCDJの方が多く、機材の入れ替えなどで時間がかかり
充分なリハーサル時間をとってあげることができませんでした。
またustreamの準備や録音の準備などを一手に引き受けてしまったため
結果すべてのセッティングが中途半端となってしまい、
ustreamでは映像をお届けする事が出来ませんでしたし、
録音も行うことができませんでした。
受付に関しても中目黒Pさんを始めとする方々に任せきりで、
ほとんど僕が干渉することもありませんでした。
会場の広さという面でも決して十分ではなく
お越しいただいた皆様にはたくさんのご迷惑をおかけしてしまいました。
この場を借りて改めてお詫び申し上げます。
結果的に僕はほとんど何もすることはありませんでした。
今回イベントを成功に導く事ができたのは、DJさんたちや他スタッフの頑張りと、
何よりも来てくださった皆様、ustreamをお聴きいただいた皆様が
自分から積極的に楽しもうという姿勢を見せてくださったためだと思います。
本当に、本当にありがとうございました。
こういった形で、僕の初めてのイベント運営は終わりました。
最初に考えていた事からは大きな変化をとげ、自分の気持ちもいろいろ変化していき
一貫性を保つ事ができませんでしたが、唯一、自分が楽しいイベント、
というコンセプトだけは保つ事ができたかな、と思います。
(そのコンセプトのただしさにはいろいろご意見あるかと思いますが…)
自分的な評価としては10点未満でしたが、
本当にこのイベントを行う前の自分と比べたら
この数ヶ月で大きく大きく成長した、
そして何にも代え難い大きな物を手にする事ができた、
そんな気がしています。
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